結婚前に貯めた、独身時代の貯金はみんなどうしてるんだろう?二人のお金って考えた方がいいのかな?彼にも言われたし
ちょ、ちょっと待ったー!!結婚前の貯金は自分のものとして持っておこう。
結婚前に悩むのが独身時代に貯めた貯金。
貯めてる人ほど、二人のものにした方がいい?言った方がいいのかな?って悩むんですよね。
だけど、その答えは「自分のものにしていい」「言わない方がいい」「へそくりにしよう」です。
でも、なんかわたしのことケチって思われないかな。
全然ケチじゃないよ。仲良く暮らすためにも、万が一のリスクのためにも「自分のもの」にしよう。
ちなみに、わたしの夫は「結婚前の貯金は二人のもの」派だったけど、今ではすっかり「自分のものにしてよかった」って言ってます(笑)
そう言われてもまだ悩んでたり、二人のものと言う彼(彼女)を説得したい!という人は、ぜひ続きを読んでみてください。
結婚前の貯金どうしてる?隠す?って悩まなくてOK。独身時代の貯金は「自分のもの」にした方がいい3つの理由
真面目だったり、彼や彼女のことが好きだったりする人ほど悩むと思うのですが、結婚前の貯金は以下の3つの理由で自分のものにした方が絶対いいです。
- 法的に「結婚前の独身時代の貯金」は自分のものだから
- 結婚した友人全員が力説!自由に使えるお金は必要だから
- 離婚時に自分のお金を持っておいた方がいいから
1. 法的に「結婚前の独身時代の貯金」は自分のものだから
そもそも法律的に、
- 独身時代に貯めた結婚「前」の貯金は個人の財産
- 結婚「後」に築いた財産は、離婚時の財産分与の対象
です。
婚姻前から各自が所有していたもの,婚姻中であっても一方が相続・贈与等により取得したもの,社会通念上一方の固有財産とみられる衣類,装身具などは,財産分与の対象にはならないと考えられています。
結婚前の貯金が「自分のもの」は当たり前のことなんだよ。
2. 結婚した友人全員が力説!自由に使えるお金は必要だから
すでに結婚した友人たちに独身時代の貯金はどうしたらいいか、聞きまくりました。
全員から「お互い結婚前の貯金はそのまま自分で持ってた方がいいよ!」と力説されたわたし。
本当に、全員からものすごく力説されました(笑)
それは「自分の自由に使えるお金がないのはつらい」から。
確かに、二人のものにしてしまうと、「ちょっと高い○○を買いたい、友人と旅行に行きたい」そういう出費にいちいち夫にお伺い立てるのなんて超面倒くさい。
しかも、自分が独身時代に稼いだお金なのに。
なので、「独身時代の貯金」は自分のものにした方がいいです。
家計からは出しにくいちょっと高い趣味代は、自分のへそくりから出せるようにしておくといいよ。
3. 離婚時に自分のお金を持っておいた方がいいから
縁起が悪いけれど、今の時代、3組に1組が離婚していると言われています。
実際、ちょっと古いデータだけど平成27年度の厚生労働省の調査では婚姻件数は63万件、離婚件数は22万件と約35%の離婚率。
そう考えると、念のために「自分のお金」を持っておくことはとっても大事です。
以上の三つの理由から、結婚前の「独身時代の貯金」は自分のものにしておいた方がいいです。
結婚前に「独身時代の貯金」を彼や彼女に言うか言わないか?問題について→内緒にして隠すでOK
結婚前に、独身時代の貯金を婚約者に言うのか?もすごく悩みますよね。
結論としては「言わなくていい」です。
独身時代の貯金を「自分のもの」にしてても、貯金額を相手に伝えてしまうとあてにされるからです。
あてにされたら「自分のもの」にした意味がありません。
でも、彼がめっちゃ聞いてきて困る、、、
どうしても貯金額を答えなきゃいけない場合は少なめに伝えよう。罪悪感は感じなくていいよ。
少なめに伝えるって、彼や彼女に嘘をつくみたいで嫌かもしれません。
でも、「話したくない相手」から無理やり聞き出そうとする方もよくないって思いませんか?
普通に「多分○○○円ぐらい」とあいまいにぼかして「少なめの金額」を伝えましょう。
「結婚前の貯金は自分のもの(わたし)」vs「二人のもの(彼)」の戦い【体験談】
友人たちの熱心なアドバイスと「いざという時」のことを考えて、「結婚前の独身時代の貯金はそれぞれのものにする派」になったわたし。
ところが、最初にチラッと書いたけど夫は「結婚前の貯金も夫婦の貯金に!」派だったので、結婚前に少しだけもめました。
わたしの貯金を狙っているわけでは(多分)ありません。
「どうして分けるの?これから二人で暮らして、将来は家を買ったりするときにでも使うでしょ?」という昔ながらの考え方だったからです。
でも、独身時代の貯金を二人のものにするのは、わたしにとってデメリットしかありません。
だから、入籍前に彼を説得しようと思って離婚した場合の話をしました。
そしたら「結婚もしてないのに、もう離婚するつもりなのか?」と怒られ、失敗(苦笑)
だけど、負けるわけにはいかないので、次に「自分の自由に使えるお金がないのはつらいよ」と説得したら、ようやく納得してくれました。
やっぱり決め手は「自由に使えるお金」ってところ。
夫もいちいちわたしの許可が必要なのはちょっと嫌だったみたい。
なので、説得するときは「相手のメリット」で説得するとうまくいく確率が上がると思います。
相手によっては「法律的にそうなってるよ」って言った方が説得しやすい場合もあるので、色々考えてみてね。
結婚前の貯金どうしてる?隠す?→答え:「独身時代の貯金は自分のものだし、貯金額は言わない」でOK
この記事では、独身時代の貯金を「自分のものにしていい?」「言った方がいい?言わない方がいい?」について解説しました。
ポイントをまとめると以下の通りです。
- 結婚前の貯金は法的にも「自分のもの」
- 「自分のへそくり」にしておけば、自分の好きに使える&いざという時に役立つ
- 独身時代の貯金は恋人に言う必要はない。どうしても言わなきゃいけない時はあいまい&少なく伝える
わたしたち夫婦は、お互い貯金額は言わない=自分のものとしてるけど、お互いにそうしてよかったなって心から思ってます。
アドバイスをくれた友人たちにはめっちゃ感謝!!
ところで、「彼(彼女)が見てもいい貯金口座」と「秘密にしたい貯金口座」はしっかり分けておくといいよ。
一緒に住んでないなら、秘密にしたい貯金口座は「結婚前」に作っておくと◎
一緒に住んでるけど、でも秘密の口座を作りたいっていう人は下の記事が参考になるかなと思います。
ではでは~!