小銭貯金って意味あるのかな?別にやらなくてもその分貯まってるよね?
実は、意外と意味あるよ。
小銭貯金って意味ないってよく言われますよね。
普通に考えると、貯金箱に入っているかお財布に入っているかだけの違いなので、小銭貯金は意味ないっていうのも一理あります。
ただ、この説は一理はあるけど必ずしも正しいとは言い切れません。
なぜなら、人間はロボットと違って「理屈」と「感情」の生き物だから。
貯金には「理屈」も大事だけど「感情」をコントロールするのも同じぐらい大事で、小銭貯金は感情のコントロールがしやすいのでやらないよりもお金が貯まりやすいです。
といわれても、わかりにくいと思うので具体的に説明すると、、、
例えば、小銭貯金をしてお金を貯金箱に入れたら、その分使えるお金(お財布の中のお金)は減りますよね。
すると、「お金は今、これぐらいしかない」って思うので、無駄遣いをしにくくなるんです。
先取り貯金と同じような理由だよ。
さらに、100円玉がいっぱいあったら、コンビニでアイスコーヒーでも買おうかな?ってサクッと思っちゃうけど、1万円札しかなかったらお札を崩したくないので我慢する。
こんな行動をするのが「人間」なんです。
そのため、使えるお金を減らしておく、小銭を手元に置かないように小銭貯金をすると、数百円レベルの無駄遣いを減らせるので、一見意味がないようでいて意味があります。
なので、小銭貯金が好きな人はうまく説明できなくても、感覚的にこれを理解しているからやってるよ。
わたし自身も、この事実に気がついてからは苦手だった小銭貯金ができるようになり、365日貯金は何回も達成したし、500円玉貯金で10万円貯めたこともありました。
ただ、今は特に大量の小銭については両替も有料化されてしまい、小銭貯金がすっごくやりにくいんですよね
しかも、今の時代はキャッシュレス。
小銭を使う機会もグンと減ってます。
でも、無駄遣いが減らせる小銭貯金をまったくやらないのももったいないので、今は「あまり貯金」という両替のいらない代わりの小銭貯金をやってます。
大体、わたしの場合は年に1-2万円ぐらい貯まってます。
しかも、この方法だと直接銀行口座に小銭がたまっていくので、実はへそくりにもぴったり!
そこで、ここでは小銭貯金は意味ない派の人にも、へそくりにおすすめな「あまり貯金」を紹介するので、気になる方は参考にしてみてください。
小銭貯金は意味ない派の人にもおすすめ。両替不要でへそくりにぴったりな「あまり貯金」とは?
クレジットカードの支払いに対して、区切りがいい単位(100円、1000円など)で引き落とし銀行口座に入金する貯金方法。
※1,325円の支払い→2,000円を入金で、銀行口座に685円がそのまま貯まる。
おすすめは、お札で扱える1,000円単位での入金
この方法のメリットは、あまったお金は銀行口座にそのまま貯金されるので、小銭が出ないこと。
しかも、入金も1000円単位なので複雑な計算がなくて簡単♪
水道光熱費、家賃、スマホ代、サブスク代、習い事代etcクレジットカード払いや口座引き落としの支払いに使えるね。
それに、銀行口座に直接貯まるので、貯金箱と違ってこっそり貯められるのでへそくりにぴったり。
そこで、実際にわたしがやってるやり方を紹介します。
へそくりにぴったり!両替不要の小銭貯金「あまり貯金」のやり方は?
- あまり貯金専用口座を作る
- 入金用の袋を用意する
- クレジットカードで支払う→入金用の袋にお金を入れる
- クレジットカードの引き落とし日前に袋のお金を銀行口座に入金する
それぞれのコツを紹介するね。
1. あまり貯金専用の口座を作る
普段使いの口座と一緒にするとあまり貯金で増えた分がわからなくなるので、あまり貯金専用の口座を作りましょう。
複数のクレジットカード払いや口座引き落としがある場合、あまり貯金口座に支払い口座をまとめると貯まりやすいです。
2. 入金用の袋を用意
クレジットカードで支払うたびにATMに入金するのはめんどくさいので、入金用の袋を用意しましょう。
ATM近くに置いてある銀行の袋で◎
個人的には、ポーチのような布やプラスチック製よりも銀行の袋のような封筒タイプがおすすめ。
なぜなら、袋に「日付」や「金額」(必要なら店名など)を直接メモ書きできるから。
月に1回、引落し日の前にATMに入金します。
入金の時に、次の月用にATM横にある封筒を一枚もらうといいよ
袋に入れず、自分の口座から直接振り込んでももちろんOKだよ。
3. クレジットカードで支払う→入金用の袋にお金を入れる
入金用の袋にお金を入れる時は、区切りのいい数字(おすすめは1,000円単位)で入金し、封筒かノートに「日付」「使った金額」「入金額」「(必要なら店名など)」を記入しましょう。
1,000円札単位だと、ATMに入金するときもラクだよ。
でも、1,000円単位だと繰り上げすぎて大変かも、、、
そういう時は、下の例のように調節しよう。
例えば、支払いが1,325円、1,120円、、、と続いた場合、2,000円ずつ入金するのがつらい時があるかもしれません。
その時は、1回目は2,000円、次は1,000円のように調節しましょう。
(1回目で675円分オーバーしているので、2回目はそのお金を少し足して1,000円入金でも十分足ります)
ただ、これを頻繁にやると貯金が貯まりにくいので、やりくりが厳しいなっていう時にだけ使ってみてください。
4. クレジットカードの引き落とし日の前に、袋のお金を入金しに行く
クレジットカードの引き落とし日より前に、あまり貯金の口座に袋のお金を入金しに行きます。
ATMに入金するのを忘れると延滞金がかかるので、防止策をしとくのがおすすめ。
わたしがやってる防止策は下のやり方だよ。
- 一番最初にお金を多めに入れておく(わたしは初めに50,000円を入れました)
- スマホアプリの「googleカレンダー」に入金日のスケジュールを入れる
(リマインダーとして5日前、2日前のように複数入れておくと◎)
クレジットカードの支払いは基本的に翌月の下旬だから、すぐ入れに行かなくてもいいけど、1か月以上忘れると危ないよ。
実際にやってるわたしのあまり貯金を公開!へそくりをコツコツためてます。
写真を見るとたくさんたまっているように見えるけど、
- 50,000円は初めに入れた予備費(わたしのお小遣い)
- 32,138円、978円、3,435円がまだ未引き落とし
なので、あまり貯金は23,874円です(1年ちょっとで貯まった金額)
写真の金額とは全然違ってちょっと拍子抜けしちゃったかもだけど(笑)、それでも2万円!って思うと、コツコツあまり貯金をやっててよかったなーって思ってます。
小銭貯金は一見意味ないと思っても、無駄遣いしない環境が作れるのでおすすめ。
理屈で考えると、小銭貯金は単にお金を貯金箱にうつしてるだけで意味がないっていうのは正しいです。
でも、人は手元にお金がない環境を作ると、「我慢しておこう、、、」って思うので、やらないよりも無駄遣いしにくい環境を作れるので、実は小銭貯金は意外と意味があります。
ただ、今はキャッシュレス時代な上に、小銭貯金は貯めれば貯めるほど両替がしんどい貯金方法になってしまいました。
だけど、「あまり貯金」ならクレジットカードの支払いの入金を多めにすることで、とっても簡単に小銭貯金ができるので是非やってみてください。
普段クレカを使わない人でも、ネットショッピング(楽天市場やyahoo!ショッピング、Amazonなど)の時にクレカを使う人は意外と貯まるのでおすすめだよ。
ではでは~!